これから新規クリニック開業をしようとしているドクター、開業場所が中々見つからないドクター、内装費は本当に適切な数字なんだろうかと思っているドクター、色々なお悩みにお答えいたします。
医業承継

年が明けたと思ったら、もう2月も後半に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

                                                                               1月は、新規開業のテナントの内見や申込と医業承継や医業承継のセカンドオピニオンに追われ、あっという間に終わってしましました。                                                                         また、1月はインフルエンザかどうかわからなかったのですが、風邪を引いたり、走っている時に転倒して左手首を捻挫したりと、今年1年の厄払いをしました。                                                            こんなことがあったので、1月が早く終わったのではないかと思います。

  

前置きはこのくらいにして、お約束の医業承継について書いてみたいと思います。最近、気が付いたことは大手のコンサルタント会社でも医業承継をいい加減に行っている会社があるということです。昨年、医業承継の相談に来た2人の先生は同じAコンサルタント会社からクリニックの譲渡を紹介さたり、医業承継後の対応に不信感を持ったため、私の所にセカンドオピニオンの依頼をしてきました。   

そこで、B先生からクリニックの承継と建物の購入予定の先生から承継の経緯を聞いて、医業譲渡契約書や不動産売買契約書を見せてもらいました。                            

まず医業譲渡契約書ですが、契約書の内容が理解不能の条文や、譲渡日時の間違い及び、記載しなければならない条文がない等、法務部があるにも拘らず信じられない医業譲渡契約書でした。                                       また、不動産売買契約書や重要事項説明書はチェック漏れが11か所、記載漏れが数か所ありました。

 

私は、これらの契約書の修正を行い、B先生に説明をしてA会社へ修正依頼を行うようにアドバイスしました。                                    ところが、契約の2日前になってもこれらの契約書が出てこないと連絡がありました。開いた口が塞がらないとは、この事です。

コンサルタント料金を、300万円も取っている会社のすることではないと思いますが、どう思われますか。                                       コンサルタントを行った担当者が、相手の立場に立ってみたら、何と思うでしょうか。

 

もう一人のC先生は、2年前にA社から神奈川県のテナントの承継案件を紹介して頂いたのですが、大丈夫な案件か疑問があったので、私がセカンドオピニオンの依頼をしてきました。この時は、診療圏調査を行い大丈夫な場所だったので医業引継を行いました。                                                                    その後、経営も軌道に乗ったので昨年、私のアドバイスに従ってクリニックを医療法人にするため、A社の担当者へその旨を伝えて貸主との仲介をお願いしたそうです。                                                  ところが、貸主から医療法人に必要な書類にサインを頂けない状態が続いて苦労したそうです。何とか、書類にサインを頂いて医療法人化できたのですが、今度はテナントの契約更新があり、これも一向に進展しないので、賃貸借契約終了の1ヶ月前(本年1月4日)に、私へ不動産契約の仲介を依頼してきました。

 

C先生から事情を聴くと、A社の担当者いわく、貸主が偏屈な人で契約が進まないとのことでした。そこで、私が不動産契約の仲介を依頼されたので、偏屈な貸主ということを頭に入れて、契約更新の話はせずに室内に飾っている絵を褒めたところ、私の知っている有名な画家でした。                                                         ここから貸主と打ち解けて、私の話す言葉に訛りがあることに気が付いた貸主から田舎はどこかと聞いてきたので、田舎は岩手県花巻市と回答すると、貸主の奥様が新潟県の出身だとのことで、同じ東北人ということで田舎の話で盛り上がり、契約の話はどこかに行ってしまうほどでした。                                                     一通り話が終わった1時間半後、貸主からA社の担当者が承継の時から対応が悪くて話をしたくなかったと本音を話してくれました。   

                                                                             貸主は話好きですが偏屈でもなく、A社の担当者は対応が悪いため契約が上手く進まない事を隠すため、言い訳を言っていたのだと判りました。

契約切れまで1ヶ月しかないので、これまで契約した賃貸借契約書を見せて頂きましたが、この契約書も間違っている箇所や記載漏れが数か所ありました。                                                            また、重要事項説明書も、記載漏れが数か所ありましたので、改め賃貸借契約書と重要事項説明書を書き直して1月29日に無事、契約更新を行いました。

 

これまでに、このA社で開業コンサルタントを依頼して開業した2人の先生から、経営不振のため、私にどうしたら良いか相談がありました。                                                                    開業してから、相談に来られても困るのですが、無下にお断りするのも悪いので診療圏調査を行って打開策をアドバイスしました。

このように、大きな会社でも新規開業や医業承継のコンサルティングが出来ない会社もあるので、十分注意が必要です。特に、医業承継でも医療法人の承継に詳しいコンサルタントが少ないので、医業承継実績のあるコンサルタントを選ぶようにしてください。

次回は、新規開業の手順を書きます。

 

お読みいただきまして、ありがとうございます。

 

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