これから新規クリニック開業をしようとしているドクター、開業場所が中々見つからないドクター、内装費は本当に適切な数字なんだろうかと思っているドクター、色々なお悩みにお答えいたします。
2:市場調査不足による経営不振
  これから書くことは、コンサル会社には耳の痛い話だと思いますが、経営不振で困る先生方が出てこないようにしていただきたいので、あえて書きます。

 数年前から、ソフト会社が市場調査のソフトを売り出しました。このソフトを使用すると数分で調査書が作れるので、多くの開業支援に係る会社が利用しています。
 以前もお知らせしたように、このソフトはデータが古く、診療圏内の市場阻害要因を無視している等、大きな欠点を持っています。そのため、開業に適していないにも関わらず、調査結果を信用して開業している先生方が多いと思います。

  現在、市場調査のイロハを知らないため、この欠点を知らずに使用している会社がある反面、この欠点を知りながら平気で使用している会社もあります。私が、開業支援を行なっている担当者にこの欠点を指摘すると、決まって「参考にするだけです」という回答をします。
 しかし、開業物件が気に入って開業を決断しても、新たに詳細な市場調査を行うかといえば殆ど行っていないと言えます。なぜなら、開業した先生から開業支援をしていただいた会社を聞くと、全て市販のソフトを利用した調査書しか作成していないからです。開業支援会社が大きいからといって信用出来るかと言えば、この業界に限って言えば殆ど信用できないと思います。
 
このような会社に、開業コンサルを依頼した結果、患者が増えず一年経っても月間黒字にならないため、リースの支払を猶予してもらったり、追加融資をしてもらったりしている施設が増えていると、金融機関からも話が出ております。

 

私のところには銀行やリース会社が来ますので、経営不振の医療施設の問題点はある程度、把握できます。経営不振の問題点の半数以上は、「開業前に詳細な市場調査を行っていないということです。最近開業している殆どの施設は、前述したソフトで作成した市場調査書を信用して開業していると推定されるので、経営不振になるのも理解できます。

 先生方もご存知のように、首都圏では競合が多く、開業場所探しに苦労していると思います。私も同じように苦労しています。しかし、これまでの経験から市場調査を行えば開業に適した場所かどうかの判断はできます。
 私が開業に適した場所を判断するキーワードは、市場のキャパシティーの算出(参入余力)
1日推定外来数ではありません)です。この算出を行って開業すれば失敗する事は少なく、競合施設が来ても怖がる必要もありません。

詳細についてお知りになりたい先生は、お問合せいただければと存じます。ただし、お問合せに対するご回答は、メールではなくご面談の上で行わせていただいております。


 開業する場合は、この市場のキャパシティーの算出を行って、開業に適した場所かを判断する必要があります。この市場のキャパシティーの算出が出来るかどうかを聞いてから、コンサルを依頼して下さい。   


 次回は、「
3:バラ色の事業計画書」です。

 

お読みいただきましてありがとうございます。

 

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