これから新規クリニック開業をしようとしているドクター、開業場所が中々見つからないドクター、内装費は本当に適切な数字なんだろうかと思っているドクター、色々なお悩みにお答えいたします。
5.悪徳コンサル業者の美味しい話
 

7月に書こうと思っていたが、開業のお手伝いや住まいの引っ越しで書きそびれてしまいました。

今回は、「悪徳コンサル業者の美味しい話」を書きます。

都内で開業コンサルを行っているM社は、東京の一等地で医師まで役員に入れて立派なホームページを作りPRを行っています。

しかし、私が知っている限りでも、この会社で開業に関する詐欺にあった先生は2人います。

その他に、詐欺にあった先生からの情報では少なくとも4人の医師が詐欺罪で訴訟を起こしているようです。

 

その手口とは、M社が開業資金を出すから先生は雇われ院長として勤務してもらうということです。ところが開業後、数か月しても黒字化しないと診療の仕方が悪いとか、もっと保険点数を上げろなど、注文をつけてきます。

これは、雇用していると思っているM社からすれば当然かもしれませんが、先生からすれば受け入れられない部分もあるようです。

 

このクレームに耐えられなくなって退職すると言うと、M社はこれまでに出資した金額を全額支払えと莫大な請求をしてきます。この金額は、通常かかると思われる新規開業資金の2倍近い金額です。この要求に対して、ほとんどの先生は「私は雇われなので支払義務がない」と回答します。

しかし、この場合、医療法上は新規開業に関して医師個人で開業届を出しているので、債務は先生が責任を負うことになります


医療法人なら、理事長が責任を負いますが、個人開業は開設者である先生がすべての責任を負わなければなりません。このことを理解している先生が少ないため、このような被害を被るのです。

クリニックの新規個人開業は、雇われだからリスクはないとか、第三者から資金提供を受けて軌道に乗ってから買い取れば良いというような安易な考えは起こさないことです。

 


他にA医療法人の役員をしている、K・Sは共同経営をしましょうと言って開業し、これまで少なくとも3か所で開業しすべて失敗しています。私が知っている範囲では、このK・Sの被害にあった医師が3人、職員が4人、医療機器を納品した業者や内装工事会社が1社います。今年もK・Sは、神奈川県で先生を雇ってクリニックを開業させています。


この他にも、まだいろいろな手口で先生方に美味しい話をして詐欺まがいのことをしている会社(個人)がいます。

このような美味しい話が来たときは、金融機関や薬品卸、経験豊富な信頼できるコンサル会社等に信用できる会社かどうかを聞くことです。

世の中には 甘い話程、怖いものはないことを知るべきです。


次回は、「6:コンサル業が出来ない会社の、派手なPRサイト」について書きます。


お読みいただきましてありがとうございます。

 

 

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From. - 2019/01/19 13:24









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