これから新規クリニック開業をしようとしているドクター、開業場所が中々見つからないドクター、内装費は本当に適切な数字なんだろうかと思っているドクター、色々なお悩みにお答えいたします。
電力不足
 震災でブログを書く余裕が無く、あっという間に1ヶ月が過ぎてしまいました。やっと落ち着きましたので、震災後のことを書きます。   
 震災の翌日、私が医療法人の役員(4箇所)となっている施設に被害状況を聞き、無事だったので安心しました。しかし、2日後に2施設からトイレットペーパやティッシュペーパ、乾電池、懐中電灯等を調達して欲しいとの連絡が入り、スーパーや秋葉原へ日用品を調達に行きました。しかし、何処へ行っても売り切れで購入できませんでした。数日後、院長先生の田舎へ電話し、入手できる範囲で調達して、送っていただきました。
 今回の震災で人間の傲慢さや非力さを思い知らされるとともに、原発事故は利権がらみの欲望が生んだ結果であると思います。以前から、原発を作らなくても電力不足にならないと発言している人がいます。その一人に、京都大学原子炉実験所の小出裕章先生が昨年の12月12日に出版した『隠される原子力 核の真実』(創史社刊)P105〜に、次の事を書いています。

日本では現在、電力の約30%が原子力で供給されています。そのため、ほとんどの日本人は、原子力を廃止すれば電力不足になると思っています。また、ほとんどの人は今後も必要悪として受け入れざるを得ないと思っています。そして、原子力に反対すると「それなら電気を使うな」と言われたりします。
 しかし、発電所の設備の能力で見ると、原子力は全体の18%しかありませんその原子力が発電量では28%になっているのは、原子力発電所の設備利用率だけを上げ、火力発電所のほとんどを停止させているからです。原子力発電が生み出したという電力をすべて火力発電でまかなったとしても、なお火力発電所の設備利用率は7割にしかなりません。それほど日本では発電所は余ってしまっていて、年間の平均設備利用率は5割にもなりません。つまり、発電所の半分以上を停止させねばならないほど余ってしまっています
 ただ、電気はためておけないので、一番たくさん使う時にあわせて発電設備を準備しておく必要がある、だからやはり原子力は必要だと国や電力会社は言います。しかし、過去の実績を調べてみれば、最大電力需要量が火力と水力発電の合計以上になったことすらほとんどありません。電力会社は、水力は渇水の場合は使えないとか、定期検査で使えない発電所があるなどと言って、原子力発電所を廃止すればピーク時の電気供給が不足すると主張します。しかし、極端な電力使用のピークが生じるのは一年のうちの真夏の数日、そのまた数時間のことでしかありません。
 仮にその時にわずかの不足が生じるというのであれば、自家発電をしている工場からの融通、工場の操業時間の調整、そしてクーラーの温度設定の調整などで十分乗り越えられます。今なら、私たちは何の苦痛も伴わずに原子力から足を洗うことができます。
発電量についての計算は、政府統計局のデータを参照
http://www.stat.go.jp/data/nenkan/10.htm
※(最大需要は電気事業連合会の統計データから)

付け加えると、火力発電所を稼動させるとCO2を沢山排出するから温暖化の原因になるから原発が必要だといいます。しかし、温暖化の原因はCO2ではなく太陽の活動や地球の気候変動で起こるものであるとの研究結果も発表されています。これが嘘か本当か、皆様が調査してみてください。

次回は、中止していました診療圏調査のことについて書きます。

 

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