これから新規クリニック開業をしようとしているドクター、開業場所が中々見つからないドクター、内装費は本当に適切な数字なんだろうかと思っているドクター、色々なお悩みにお答えいたします。
テナント契約について

今回は、お約束通り不動産交渉での出来事を書きます。
 
6月に、都内で開業希望の耳鼻科のA先生から物件探しの依頼を受けました。7月にA先生の自宅に近い場所で物件が見つかりましたので、内見を行いました。
内見後、設計士に平面図のサンプルを作成していただきA先生の希望の間取りが取れることや、水回り、電気設備も問題がないことが判りました。
 
ここまで、1か月半以上かかったため貸主のB仲介会社から、何度か早く賃貸するかどうかの結論を出して欲しいと催促を受けました。私は、契約後にテナントの不具合が出てきてトラブルになることを避けるため時間をかけて、A先生の希望が叶うかどうかの調査をしたかったのです。このことはB仲介会社へも伝えております。しかし、この時間をかけたことがB仲介会社には面白くなかったようです。

A先生の希望にかなう物件だったので、賃料交渉を行なって賃料を下げていただきました。そして、契約をする意思表示を行い、契約書の雛形を作成していただきました。
契約書の内容を見ると5ヶ所ほど、疑問点がありました。また、当初更新手数料が1ヶ月だったものが2ヶ月になり、敷金の償却無しが2ヶ月になっていました。
その他に、敷金に消費税を加えて計算を行なっていたので、更新手数料の増額や敷金の償却の増額の件もあり、不信感を持ちました。
 
仲介会社は、敷金や保証金には消費税がかからないことを知っているはずなのです。この事も含めて、契約書の不備を訂正する様に申入れました。これ以後、一方的に契約日や手付金の支払期日を指定して来たので、A先生がこのB仲介会社の対応に不安感を持ったため、契約を断りました。

今回のように、貸主によっては値下げ要求を行うと敷金の償却金額や更新手数料の増額を行う事がありますので、契約書の雛形を作成していただき内容を確認してください。
不動産契約は、大きなお金が絡んできますので契約を行う前に水回りや電気設備、希望の間取りが取れるか等の調査を行ってから契約をしていただければと思います。

次回は、ハウス会社と医療機器メーカーが組んで、一戸建ての建貸し案件を紹介された件に関する相談を受けた事を書きます。
 
お読み頂きまして有難うございます。
 
 
 
 

 

 

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