これから新規クリニック開業をしようとしているドクター、開業場所が中々見つからないドクター、内装費は本当に適切な数字なんだろうかと思っているドクター、色々なお悩みにお答えいたします。
経営不振

急に涼しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、大手のコンサルタント会社の支援で開業したが、3年目になっても1日の外来数が10〜15人しか来院しないクリニックの書きます。

 

本題に入る前に、お知らせがあります。

8月に、ハウスメーカーから医療ビルの計画案件が入ってきましたので、ご紹介をさせていただきます。

 

簡易診療圏調査の結果では、この場所は下記の科目が新規開業に適していると思われます。

実際に開業の最終決定を出す段階になりましたら、詳細な市場調査を行います。

診療圏調査はパソコンソフトではなく、当社独自のノウハウを使用して作成しています。 詳細につきましては、ご連絡をいただければご面談の上、ご説明をさせていただきます。

 

場 所    武蔵野市境 

科 目    1日推定外来数

内 科    60人

眼 科    50人

耳鼻咽喉科  89人

皮膚科    55人

小児科    57人

 

場 所    三鷹市上連雀 

科 目    1日推定外来数

内 科    105人

整形外科   142人

眼 科     60人

耳鼻咽喉科  107人

皮膚科     60人

 

場 所    江戸川区中央

科 目    1日推定外来数

内 科     50人

整形外科   127人

耳鼻咽喉科  146人

皮膚科     60人

小児科     50人

 

今回、ご紹介をさせていただきました物件は、多少、駅から離れていますがその代り全体的に競合施設が少なく、テナントがほとんどないため競合施設が出てくる可能性も少ないので、開業場所に適していると思います。

是非、ご検討いただければと思います。

詳細につきましては、ご連絡をいただければご面談の上、ご説明をさせていただきます。

 

それでは、本題に入ります。

 

9月初め、A先生が経営不振の立て直しのため相談に来たことを書きます。

 

A先生は開業するため、物件を探していたところ都内のB駅から徒歩3分のビルの1階を見つけたそうです。そこで、ネットで開業コンサルタント会社を探して実績もある大きなC社へコンサルティングを依頼したそうです。

診療圏調査を依頼した結果、1日推定外来数が50人を超えており、D担当者も太鼓判を押したので開業したようです。

 

ところが、1年が過ぎても1日の外来数が平均して10人しか来ないので、D担当者へ打開策を相談したそうです。とりあえず、在宅診療を増やして収入を増加させることを提案されたそうです。

そこで、在宅診療を少しずつ増やして多少黒字になったが、多い時で20数人しか来ない状況とのことです。

しかし、今年の在宅の診療報酬改正で在宅診療の収入が減少し赤字になりそうなので、私のところに相談に来たわけです。

 

早速、診療圏調査を行った結果、競合施設が多いため1日推定外来数が23人しか出てこないのです。

これでは、いくら頑張ってもこれ以上、患者を増加させることは難しいと回答しました。

結局、A先生は来年の3月まで頑張ってみて、売り上げが増加しなければ移転すると決心しました。

 

これまで何度も書いてきましたが、パソコンソフトはデータが古く診療圏の設定が地理的な阻害要因を無視している等、大きな欠点があります。そのため、この調査書を信用して開業したが、なかなか黒字にならない施設が増えているようです。

私のところに経営不振の相談に来る先生を見ると、パソコンソフトで作成した診療圏調査を信用して開業した先生がほとんどです。

診療圏調査は開業の成功の鍵を握っているので、会社が大きいからと安易に信用するのではなく、診療圏調査の内容を良く確かめてください。

 

次回は、9月に人事管理で悩んでいる施設から相談があったことを書きます。

 

お読みいただきましてありがとうございます

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